ウィーン賛歌 日々聴きまくる演奏の中から、心に残った演奏と、大好きなウィーン音楽を img_01.jpg

2014年07月30日

神が降りた演奏 ユージン・オーマンディーとフィラデルフィア管弦楽団のベートーベン7番

最近は多忙で以前ほどコンサートに行きませんが、私の入ったコンサートでも、神が降りたような演奏を何度か体験しています。
その中でもう45年近く前になりますが、東京文化会館だったと思いますが、ユージン・オーマンディーとフィラデルフィア管弦楽団のベートーベン7番は今でも覚えています。
私の年齢も20歳ぐらいで、現在の自分がその場にいたら果たして神が降りたような演奏と感じたかどうか分かりませんが、それまでに聴いた、カラヤンとベルリンフィルよりも、ウィーフィルやアムステルダムコンセルトヘボウよりも、鮮明に記憶しているのは、やはりすごい演奏だったのではないかと思います。
席は確か最前列か2列目ぐらいだったと思います。
とにかく、音やメロディーが私の身体を包んで、これでもか!これでもか!という位、揉まれ空中に持ち上げられたかのような錯覚を感じるような体験でした。
その頃のユージン・オーマンディーとフィラデルフィア管弦楽団はまさに最盛期で、とにかくフィラデルフィアサウンドと賞賛され、自作の協奏曲で録音も残しているラフマニノフにいたっては「世界最高のオーケストラ」と賞賛し、最後の作品「交響的舞曲」は「フィラデルフィア・サウンドを想像しながら作曲した」という逸話が残っているぐらいです。
リヒャルト・シュトラウスもお気に入りのオーケストラだったと聞いています。
そして、神が降りたコンサートはいつのコンサートだったかとネットで調べたら、1967年の5月11日か15日であることが分かりました。
その時のプログラムは次の通りです。

5月11日:東京文化会館
ブラームス/大学祝典序曲 
ベートーヴェン/交響曲第7番
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ムソルグスキー/展覧会の絵

5月15日:東京文化会館
ベートーヴェン/レオーノレ第3番
ベートーヴェン/交響曲第7番
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ムソルグスキー/展覧会の絵

ほかの演奏はまったく記憶にないので、どちらの日か分かりませんが、19歳の時のコンサートだったようです。
posted by bhycom2 at 13:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界三大歌劇場

私が一番今行きたい街はウィーンです。
その中でも訪れたいのは、ウィーン国立歌劇場です。
そして、この歌劇場の楽団員の許可されたもので構成されるのが、有名なウィーンフィルハーモニー管弦楽団です。
ご存知のように、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団はベルリンフィルと、もう一つは2つの意見があるのですが、オランダのコンセルトヘボウかシカゴ響の3つの楽団を指して、世界三大楽団と言われています。
3つとも実際聴いたことがありますが、確かにすばらしいと思います。
 
そして、世界三大歌劇場はと言う話もよく出てきます。
これも数説あって、ウィーン国立歌劇場、ミラノスカラ座と、メトロポリタン歌劇場であったり、コバントガーデンのロイヤルオペラであったり、パリオペラ座であったりします。
歌手と指揮者はその時々で変わりますが、なんと言っても変わらないのは楽団です。
この点を考えれば、ウイーン国立歌劇場が世界最高峰の歌劇場であることに疑う余地はありません。
なんと言っても、世界最高峰の管弦楽団であるウィーンフィルが毎日演奏しているのだから、贅沢も良いところです。
あくまでも私の勝手な感想ですが、ウイーン国立歌劇場に次いですばらしい歌劇場はどこかと言えば、私はミラノスカラ座だと思います。
それはやはり、楽団のすばらしさで、イタリアもののオペラの伴奏では、本当に独特な音質とニュアンスで、まさにウィンナワルツにおけるウィーンフィルと同じです。
そして3つ目はメトロポリタン歌劇場だと思います。
楽団は大したことないけれど、ここは金に物を言わせてギャラの高い歌手を集めれる力があります。
心情的にはロンドンのロイヤルオペラをと思いますが、あの圧倒的な歌手や舞台に投資できる資金力はやはり侮れず、世界三大歌劇場は、ウイーン国立歌劇場・ミラノスカラ座・メトロポリタン歌劇場で決まりだと、あくまでも私の感想ですが、思います。
posted by bhycom2 at 02:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月28日

ロリン・マゼールを偲ぶ

アバドについで現役の中で有数の指揮者だったロリン・マゼールが7月14日に亡くなりました。
今年は小澤征爾が長年音楽監督をやっていたボストン響と来日予定だったのに、体調不良で来日できなくなったのを聞いて、アバドが昨年同じように体調不良で来日できなくなったニュースを聞いた後亡くなったので、いやな予感をしていたら現実になってしまいました。
あくまでも私の好みですが、アバドほどの凄みはないけれど好きな指揮者でした。
特に私の好きなシュトラウスファミリー、ウィーンのワルツやポルカ、あるいはオペレッタに関しては、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを1980年から、あのウィリー・ボスコフスキーの後を継いで7回も続けて振り、その後も確か96年など3回、合計10回振っているはずです。
若い頃の演奏も後年の演奏もCDを持っているので聞いていますが、この人のヨハン・シュトラウスは、クライバーのように圧倒的に他の指揮者の追随をつるさないような圧倒的な印象はないものの、でも中庸というか、バランスが取れていて、ウィーンフィルのよさを醸し出す指揮者として好きな指揮者でした。
実は、今年の初めになくなったアバドとは縁があります。
それは、カラヤンの後のベルリンフィルの音楽監督は自他共にロリン・マゼールがなるものと思っていて、就任祝賀パーティーを開いたのに、楽員の選挙で決まったのは、クラウディオ・アバドだったのです。
ロリン・マゼールはそのショックで、何年もベルリンフィル振らなかったから、その失意は相当強いものだっただと思います。
昨年のウィーンフィルのシェーンブルン夏の夜のコンサートはロリン・マゼールで、元気なんだと思っていたから、まさか今年亡くなるとは思いませんでした。
ただ、今日の朝放送していた追悼番組でN響との2012年のコンサートを観ましたが、少しむくんでいて、指揮にも以前のようなシャープさがなくなっていたから、やはり体調は2年ほど前から悪かったのかと思いました。
ロリン・マゼールのタクトさばきは華麗で有名で、確か真珠か宝石のCMでもそのタクトから、宝石か真珠が出てくるようなCMがあったと記憶しています。
生きている指揮者でロリン・マゼールとクラウディオ・アバドは好きな指揮者の双璧でした。
残念。
ありがとう。
合掌・・・
posted by bhycom2 at 17:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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