ウィーン賛歌 日々聴きまくる演奏の中から、心に残った演奏と、大好きなウィーン音楽を img_01.jpg

2015年05月05日

ウィーン気質

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで何度も演奏され、また夏のシューンブルンのコンサートの最後に必ず演奏される、ヨハンシュトラウス2世のウィーン気質はあまりにも有名なワルツです。
私もこのワルツが数々あるワルツでも一番好きなワルツです。
この曲はそもそも同名のオペレッタの中の主題曲です。
あらすじは次の通りです。
実のくだらないけれど、何でもウィーン気質で済ませるところが超粋ではないでしょうか・・・・

第1幕 デーブリングにあるツェドラウ伯爵家の別荘
ある小国のウィーン駐在大使ツェドラウ伯爵の従僕ヨーゼフが国歌の重大事が起きたので別荘に大使を探しにくる。ツェドラウ伯爵は長い間ウィーンに滞在しているうちにすっかりウィーン風になり、ウィーン生まれの美人妻ガブリエーレがいるにもかかわらず、ここにフランツィという踊り子を囲っている。ところがフランツィはこのところツェドラウ伯爵がごぶさたなので、逆に従僕ヨーゼフはフランツィからツェドラウ伯爵の居所を詰問される。
そこへ久々にツェドラウ伯爵が別荘に現れる。長い間ほっておかれてフランツィはすねていたが、ツェドラウ伯爵に優しくされてすっかり丸め込まれてしまう。機嫌を直したフランツィが食事の用意のために台所に去って、ようやく従僕ヨーゼフはツェドラウ伯爵に用件を切り出す。大使ツェドラウ伯爵への用件とは首相が至急に会いたいとのことである。ツェドラウ伯爵には用件の心当たりといえばただひとつ、愛人問題しかない。バツの悪いツェドラウ伯爵は、とりあえず従僕ヨーゼフには、妻ガブリエーレと結婚した頃は自分が愛人を囲う生活をするとは思ってもみなかったと言い訳をする。
しかし、話を聞いてみると、ツェドラウ伯爵は妻のところに仮縫いにきているお針娘ペピに今度は熱を上げているのであった。そして自分が直接恋文を書くわけには行かないので代筆を従僕ヨーゼフに頼み込む。実ば当のヨーゼフがお針娘ペピの恋人。ツェドラウ伯爵が去った後、踊り子フランツィの衣装を届けにきたお針娘ペピは恋人のヨーゼフを見つけて、ヒーツィングのお祭りにデートの約束を取りつける。
お針娘ペピが帰り、踊り子フランツィが部屋に戻って従僕ヨーゼフが一人残っているところへ首相がやってくる。ここに愛人がいるとは思わない首相は、家にいた踊り子フランツィがツェドラウ伯爵の妻だと思い込んでしまう。
一方、伯爵夫人のガブリエーレは最近の夫の行動を怪しんで久しぶりに別荘にやってくる。ところが、踊り子フランツィがツェドラウ伯爵の妻だと思い込んでいる首相は、伯爵夫人ガブリエーレを愛人と誤解してしまう。別荘に戻ってきたツェドラウ伯爵は妻が愛人とハチあわせになっているのに驚いて首相に小声で助けを求めたところ、首相はこの窮状を救おうとして、踊り子フランツィに伯爵夫人ガブリエーレを自分の妻だと紹介してしまう。

第2幕 ビトウスキー伯爵邸の舞踏会場
伯爵夫人ガブリエーレは、なぜ首相が自分のことを妻だと紹介したのか、そして別荘にいた女性が何者なのかいまだにわからない。ツェドラウ伯爵に詰問するものの、ツェドラウ伯爵はあの女性は首相の愛人で別れる口実を作るためにあんなことを言ったのだと口からでまかせの説明をする。そして、今しばらくは首相と口裏をあわせておいてほしいと頼み込む。
一方、踊り子フランツィは別荘に現れた伯爵夫人ガブリエーレがツェドラウ伯爵の新たな愛人と疑っている。女たちの疑心とは裏腹にツェドラウ伯爵が狙いをつけているのは実はお針娘ペピ。ツェドラウ伯爵は舞踏会場でペピを見つけ、これまたヒーツィングのお祭りにデートのお誘いをした恋文を渡す。
ペピは本命の従僕ヨーゼフとデートの約束をしていたのだが、ヨーゼフから急に断られたことに腹を立て、今晩はツェドラウ伯爵の誘いに乗ることに決める。そのためツェドラウ伯爵は伯爵夫人ガブリエーレからも踊り子フランツィからもヒーツィングのお祭りに連れて行ってほしいと頼まれたものの、理由をつけて断る。
夫に断られた伯爵夫人ガブリエーレは、今度は色目を使って首相にヒーツィングのお祭りに連れて行ってほしいと誘惑する。首相は伯爵夫人をツェドラウ伯爵の愛人と誤解しているので、愛人を横取りするのもおもしろいだろうと逢引の約束に応じる。
首相は人物関係を誤解しているので、その後にやってきた踊り子フランツィを「この方が伯爵夫人です」と本物の伯爵夫人に紹介して大笑いされてしまう。ようやく今夜の舞踏会を主催しているビトウスキー伯爵が本物の伯爵夫人を紹介してもらい、冷や汗をかいてしまう。

第3幕 ウィーン郊外ヒーツィングの東屋が3つあるカジノの庭
洗濯をしている女性が歌っている声がどこからか聞こえている。ヒーツィングのカジノに、ツェドラウ伯爵とペピのカップル、首相と伯爵夫人ガブリエーレのカップル、そして踊り子フランツィと彼女からエスコートを命じられた従僕ヨーゼフがやってきてそれぞれ別の東屋に潜んでいく。
まず、このうちの1つのカップル、ツェドラウ伯爵は東屋でペピを誘惑している。ところがこのことを踊り子フランツィが知ると困ると判断した従僕ヨーゼフは、ツェドラウ伯爵をそっとその場から脱出させる。ところがその相手が自分の恋人ペピだとわかって大ゲンカになってしまう。仕方なくペピはツェドラウ伯爵に潔白を証明してもらうことによって、ようやく従僕ヨーゼフはペピと仲直りする。
一方、浮気症が夫人にバレてしまったツェドラウ伯爵も伯爵夫人ガブリエーレから何とか許されることになる。万事うまく収まったのはシャンパンのせいだとツェドラウ伯爵は結論づけようとしたが、首相はいやウィーンの気質だと結論づけて一同は乾杯する。








posted by bhycom2 at 02:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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