ウィーン賛歌 日々聴きまくる演奏の中から、心に残った演奏と、大好きなウィーン音楽を img_01.jpg

2014年07月28日

ロリン・マゼールを偲ぶ

アバドについで現役の中で有数の指揮者だったロリン・マゼールが7月14日に亡くなりました。
今年は小澤征爾が長年音楽監督をやっていたボストン響と来日予定だったのに、体調不良で来日できなくなったのを聞いて、アバドが昨年同じように体調不良で来日できなくなったニュースを聞いた後亡くなったので、いやな予感をしていたら現実になってしまいました。
あくまでも私の好みですが、アバドほどの凄みはないけれど好きな指揮者でした。
特に私の好きなシュトラウスファミリー、ウィーンのワルツやポルカ、あるいはオペレッタに関しては、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを1980年から、あのウィリー・ボスコフスキーの後を継いで7回も続けて振り、その後も確か96年など3回、合計10回振っているはずです。
若い頃の演奏も後年の演奏もCDを持っているので聞いていますが、この人のヨハン・シュトラウスは、クライバーのように圧倒的に他の指揮者の追随をつるさないような圧倒的な印象はないものの、でも中庸というか、バランスが取れていて、ウィーンフィルのよさを醸し出す指揮者として好きな指揮者でした。
実は、今年の初めになくなったアバドとは縁があります。
それは、カラヤンの後のベルリンフィルの音楽監督は自他共にロリン・マゼールがなるものと思っていて、就任祝賀パーティーを開いたのに、楽員の選挙で決まったのは、クラウディオ・アバドだったのです。
ロリン・マゼールはそのショックで、何年もベルリンフィル振らなかったから、その失意は相当強いものだっただと思います。
昨年のウィーンフィルのシェーンブルン夏の夜のコンサートはロリン・マゼールで、元気なんだと思っていたから、まさか今年亡くなるとは思いませんでした。
ただ、今日の朝放送していた追悼番組でN響との2012年のコンサートを観ましたが、少しむくんでいて、指揮にも以前のようなシャープさがなくなっていたから、やはり体調は2年ほど前から悪かったのかと思いました。
ロリン・マゼールのタクトさばきは華麗で有名で、確か真珠か宝石のCMでもそのタクトから、宝石か真珠が出てくるようなCMがあったと記憶しています。
生きている指揮者でロリン・マゼールとクラウディオ・アバドは好きな指揮者の双璧でした。
残念。
ありがとう。
合掌・・・
posted by bhycom2 at 17:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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